1970 年代以降の現代作品に焦点を当てた「カルティエ、時の結晶」国立新美術館にて開幕 12月16日まで

2019.10.9
展示風景 序章「時の間」新素材研究所 © N.M.R.L. Hiroshi Sugimoto + Tomoyuki Sakakida

2019年10月2日 東京- 「カルティエ、時の結晶」(日経新聞社、国立新美術館主催)が開幕いたしました。
日本では10年ぶりとなるこの展覧会は、カルティエの1970 年代以降の現代作品に焦点を当て、その創作活動における革新性、現代性、 独自性を、過去に制作した歴史的作品とともに展示する、世界でも初めての試みです。
普段は目に触れることのない世界各国の個人所蔵作品を数多くご覧いただく大変貴重な機会となります。

「時間」をテーマに、「色と素材のトランスフォーメーション」「フォルムとデザイン」「ユニヴァーサルな好奇心」という3つの章にて、カルティエのイノヴェーションに満ちたデザインの世界を探求します。
時間を経て生成され奇跡的に見出された宝石と、世界各地の文化や自然物など万物から着想を得たデザインが、卓越した職人技術によって結実したカルティエの宝飾。それは世界の縮図であり、地球や文明との時空を超えた対話であるといえるでしょう。各時代に呼応したタイムレスなデザインを常に生み出し続けているカルティエの、連綿と流れる「時」の断面をご覧いただけます。

また、会場構成を手がけるのは新素材研究所/杉本博司+榊田倫之。「旧素材こそ最も新しい」という理念の
もと、伝統的な職人の技術と最新技術とを融合させ、現代的なディテールで仕上げる彼らのデザインが、「時」を意識し回遊する展示空間を創出し、新たな鑑賞体験を提示しています。
 

展示風景 第2章 新素材研究所© N.M.R.L. Hiroshi Sugimoto + Tomoyuki Sakakida
杉本博司《逆行時計》ミクストメディア(作家本人により逆行化され修復された1908年製造の時計[製造フォンタナ・チェーザレ、ミラノ])© Hiroshi SugimotoCourtesy of N.M.R.L.

Cartier, Crystallization of Time
「カルティエ、 時の結晶」
会期:2019年10月2日(水)–12月16日(月)
休館日:毎週火曜日[ただし10月22日(火・祝)は開館、10月23日(水)は休館]
開館時間:10:00–18:00(毎週金・土曜日は20:00まで。入場は閉館の30分前まで。)
会場:国立新美術館 企画展示室2E
〒106-8558 東京都港区六本木7-22-2 https: //www.nact.jp
主催:国立新美術館、日本経済新聞社
特別協力:カルティエ
後援:在日フランス大使館/アンスティチュ・フランセ日本
会場構成:新素材研究所
観覧料:当日一般 1,600円、大学生 1,200円、高校生 800円(税込)
*中学生以下および障害者手帳をご持参の方(付き添いの方1名含む)は入場無料
*11月2日(土)~4日(月・休)は高校生無料観覧日(学生証の提示が必要)。
お問い合わせ :03-5777-8600(ハローダイヤル)
展覧会ホームページ:http://Cartier2019.exhn.jp
#カルティエ時の結晶, #国立新美術館, @cartier

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